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【パワハラ】パワハラで発達障害(ADHD)と言われたり、発達障害(ADHD)だと思ったりしていませんか?

2026 2/22
労働問題 ハラスメントに関する問題(パワハラ、セクハラ、マタハラ、カスハラ等) 労働災害の問題(過労死・過労自殺・過労うつ等)
2026年2月22日
弁護士栄田国良(神奈川県弁護士会所属)

 上司からのパワハラで、発達障害(ADHD)であると指摘されることがあると思います。場合によっては、その理由も示されることがあると思います。理由を示されなくても、上司から発達障害(ADHD)であると指摘されると、ショックが大きいと思います。

 発達障害(ADHD)の診断基準は、不注意、多動性、衝動性という3つの症状が行動で規定されています1。実際に職場で不注意等があったりすることもあれば、そういった事実がないのに発達障害(ADHD)であると言われることもあると思います。

 ただ、うつ病や双極性障害(躁うつ病)の症状が、発達障害(ADHD)の症状に類似することがあります。例えば、不注意や集中困難等の症状があった時に、果たしてそれが発達障害(ADHD)の症状なのかは、検討すること(鑑別)が必要とされています2。

 職場でパワハラがあれば、普通の人であれば、パワハラ上司に怯えたり、注意を奪われたり、パワハラでショックを受けたりして、不注意や集中困難になることがあります。また、パワハラによってうつ病や適応障害等の病気になり、仕事に影響が生じる方もいます。それなのに、パワハラ上司が「君は発達障害」等と言うことがあります。

 パワハラ上司から発達障害(ADHD)であると言われたり、あるいはパワハラを受けて自分が発達障害(ADHD)ではないかと思っていませんか?本当にそうなのでしょうか。発達障害(ADHD)であると指摘される理由がなく、そのように指摘する上司こそが元凶であることもあります。

 パワハラ上司からパワハラを受けたら、損害賠償請求などが可能です。また、パワハラが原因でうつ病や適応障害等の病気になったら、労災認定を受けて、労災補償を受けること等もできます。

 パワハラ上司の労働問題は、弁護士にご相談ください。

 当事務所もご相談をお受けしています。

    1. 宇佐美政英「児童精神科医の臨床覚え書」113頁 ↩︎
    2. 本田秀夫編「講座精神疾患の臨床9神経発達症群」358頁 ↩︎
    労働問題 ハラスメントに関する問題(パワハラ、セクハラ、マタハラ、カスハラ等) 労働災害の問題(過労死・過労自殺・過労うつ等)
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