裁判例– category –
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【残業代請求】部長職の管理監督者該当性が問題となった事例
1 残業代請求と管理監督者 工場長や部長等の地位にある労働者や、店長・支店長・マネージャー等の地位にある労働者等が会社に対して残業代を支払うよう求めると、会社は、その労働者が管理職であるから残業代を支払う義務がない旨主張することがありま... -
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【未払賃金】会社都合の休業について休業手当、賃金の支払義務が認められた事例
1 はじめに 労働問題の一つとして、労働者が休業させられた場合の手当の問題があります。 労働基準法によって、会社の責に帰すべき事由による休業の場合、会社は、休業期間中、当該労働者に対して、休業手当(平均賃金の100分の60以上の手当)... -
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【未払賃金】非管理職への降格に伴う賃金減額の有効性が認められなかった事例
1 はじめに 降格に伴う賃金減額による労働問題もあります。 会社は、どのような場合に、業務命令としての降格に伴う賃金の減額をすることができるのでしょうか。 ⑴ 役職・職位の降格の場合 役職・職位の降格の場合、降格に伴って賃金が減額される... -
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【労働災害】給付基礎日額の算定における固定残業代の有効性が判断された事例
1 労働災害(労災)における給付基礎日額とは? ⑴ 給付基礎日額とは? 給付基礎日額とは、労災保険の現金給付額を算定する基礎となるものです。休業補償給付、遺族補償給付等の労災保険の給付の支給額を決める基準として用いられています1。 給付基... -
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【過労死等】入社1年目の労働者が自死したことについて、労災保険の遺族補償一時金を不支給とした処分が高裁において取り消された事例
1 上司等からのパワーハラスメントによる精神障害の労災請求 過労自死や過労うつの精神障害の労災が認定されるためには原則として精神障害の発病前おおむね6か月間の業務による強い心理的負荷が認められる必要があります。 そして、上司等からのパ... -
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【不当解雇】複数の不適切行動を理由とした解雇が有効とされた例
1 勤務成績不良等の理由による解雇 「【不当解雇】能力不足や勤務成績不良等の理由による不当解雇」において書かせていただいたとおり、能力不足や勤務成績不良等を理由として解雇された場合、労働者は、解雇の効力を争うことができます。 労働契約... -
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【残業代請求】サービスドライバーの残業代請求と変形労働時間制の事例
1 ヤマト運輸(未払割増賃金)事件(令和4年2月22日大阪地方裁判所判決労働判例1302号6頁) ⑴ 当事者 被告は、宅配等の各種輸送に関わる事業を行う会社です。 原告は、被告との間で労働契約を締結して、被告社内においてサービスドライバ... -
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【残業代請求】残業代請求における出来高払制賃金について労働者の賃金が労働給付の成果に応じて一定比率で定められている仕組みの下で労働者に支払われるべき賃金のことをいうと解するのが相当であるとされた例
1 残業代請求における「出来高払制その他の請負制」の賃金の取扱い 残業代請求において、割増賃金は、以下のとおり計算されます(「残業代請求等における割増賃金について」参照)。 すなわち、割増賃金は、「通常の労働時間又は労働日の賃金」を基... -
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【残業代請求】ノートの記載から実労働時間を認定するのが相当であるとされた事例
1 残業代の請求における実労働時間の証拠 労働者が会社に対して残業代を請求する場合、残業していたこと、すなわち実労働時間を証明する必要があります。 実労働時間を証明するためには、そのための証拠が必要です。 証拠としては、タイムカード、...

